Cheese horror day

Wallace and Gromitと同じくらい、チーズが大好きな私は
この国でもいろんなチーズを試す気まんまんで来ました。
が。
イギリスのチーズって違いが私の雑な味覚には微妙すぎるようですの。
一応テスコの棚だけじゃなくジャーミン・ストリートの王室御用達店や
メリルボーン・ハイ・ストリートの専門店も訪ねて
いろいろテイスティングしたりもしたんですが
おおざっぱにいって、
カテージチーズ、
スティルトンとそれの親類のバクストンやシュロープシャーといったブルーと、
チェダーとそれと五つ子のように似た
グロースター、レスター、ダービー、チェシャー、といったセミハードタイプ。
Wallaceご贔屓のウェンズレーデールは少しあっさりしていますが
一番さっぱりしているのはちょっと固いサワークリームのような
ウェールズのケアフィリかな。
国産の羊や山羊のチーズはまだマイナーなようで、
スーパーの棚は6割はチェダーといってもよいでしょう。
マイルド、ミディアム、マチュア、ヴィンテージと熟成度が上がるにつれ濃い味になるのですが、
人間は段々強い刺激を求めずにいられないもので、常用になったのはヴィンテージです。
それも特に好きなのはSeriously strongというブランドのVintage。
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最初セールだったのでふざけた銘柄だと思いながら買ったら病み付きになりまして、
最近近所で手に入らなくなったのは残念至極です。体には悪そうなのですが…
ホールミールのパンでチーズトーストにするとまたこれが美味なのです。
(こっちの人はチーズトーストにさらにWorcesterソースをかけるので
どんだけ塩分好きなんだという感じ)
ブルースティルトンはぼろぼろ砕いて、刻んだくるみと一緒に
レタスと混ぜてちょっと醤油を垂らすのがお気に入り。

山羊のチーズがほしかったり、
ハードタイプを削って食べたかったりするなら、
それこそテスコでもヨーロッパのメジャーなチーズはそこそこ置いているので、
Port Sault(つづりはあまり自信ないです)もパルミジャーノレジャーノも
ブリーもカマンベールもカンボゾーラもマスカルポーネもフェタもモツァレラも
ミモレットもタレッジョもエメンタールも買えます。
しかしその中で一ヶ国だけ、手を出せなくなった国が出現しました。



お友達にUK・南欧・中国など主に夫君の仕事の関係で
1年から数年単位で転々と動き続ける人(日本人)がいまして、
ここ数年、つい先月まで西ヨーロッパのある国に住んでいました。
去年私と相方がその国に数日遊びに行って落ち合ってご飯を食べたとき聞いた話。
西ヨーロッパでも特に魚を好む国で、鮮魚が手に入りやすく
海の傍に住みながら二日酔いのような目の鰯や
溺死したような鯖しかお目にかかれないUK田舎住まいには羨ましい状況でも、
魚はかろうじて鮭とツナしか口にしない肉食人種な彼女には何のメリットもないので、
ケチで公衆道徳がなってなくて…と不満続出。
彼女は日本人としてもかなり小柄で細身なのに、
その住んでいる国はヨーロッパでもとびきり平均身長が高いので、
服を買うにもH&Mの子供服コーナーに行かざるを得なかったり、
スーパーの棚の上半分は手が届かなかったりと
辛い状況を強いられるのが一番苛立つ原因だったらしいのですが、
その身長がなぜ戦後に急成長したかという話になりました。
私はこの低地方面の絵画(主に中世)を好んで観て歩いていますが、
その辺りの代表画家は各国王侯貴族にもお気に入りだったので
保存されている作品もたんとあります。
(特に大工房があった"R"のなどは100枚がとこ観ていると思う)
しかしその中の貴族にしろ農夫にしろ商人にしろ
リアルなモデルのある絵がそんなに巨人だったという記憶はありません。
何で何でと訊くと、
戦後にこの国では牛に成長ホルモンをせっせと与え、
そのホルモンがにじみ出た牛乳+バター+チーズ+クリーム+ヨーグルトを
せっせと摂取した人々は
改造人間のごとく背が伸びていった

というのです。
怖っ!
ゴー〇とエ〇ムはもう買えない!(でもニュージーランド産ならOK☆)

日本でチーズの国って認識されてるのはハードだとスイス、
ブルーや山羊や野牛はフランスやイタリアという感じですよね。
スイス=チーズの認識に貢献しているのはやはりあの名作アニメでしょう。
でも多少認識に誤解がある気がします。
去年の夏スイスに行って、着いた日はお約束だーとしゃぶしゃぶ風フォンデュとラクレットを食べた
(標高高いし夏も夜は日本人にとっては寒いのです)のですが、
行ったレストランが日本人ツアーが入れ替わり立ち代わり来るところで
(そうなると個人客のサービスが後手に廻るので私たちはちんたら飲み食いしていた)
チーズフォンデュを供されたおじさまおばさま方が「ハイジのメニューだ!」と感動されていました。
…ハイジが最初におじいさんの振舞ってもらってたのは、ラクレットです。
チーズを直火であぶって溶けたところをベロリンと削いでジャガイモやパンに載せて食べるの。
鍋で溶くフォンデュも多分食べてたんでしょうけどね。
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by Madorena | 2009-03-04 07:20 | Madorenica
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