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パンケーキデー

2/28、UKはパンケーキ・デー。(イングランドなのかな?)
イースターを基準にした日取りなので、毎年日付は変わります。
UKでは、懺悔火曜日(Shrove Tuesday)にパンケーキを食べる習慣があるそうです。
翌日、灰の水曜日(Ash Wednesday)から復活祭(Easter)までの期間は、
四旬節(レント)といって、昔は断食したそうですが、今は何かをガマン(○○断ち)する人がちらほらと居るそう。
キリスト教の行事ながらクリスマス同様宗教の意味を超えた季節行事になってるみたい。

ドイツだと懺悔火曜日の前の薔薇の月曜日(RosenMontag)にカーニバル・パレードがあり、子供は顔にスパンコールをくっつけたり仮装して、撒かれるお菓子をキャッチするのが楽しみでした。その前も男性のネクタイを切っていい日とか、静かに身を慎む四旬節の前に浮かれ騒ぎが続きます。といっても四旬節も個人的に何かを断ったりする人がいるだけで、子供はもう街に溢れるイースター飾り、兎や卵の飾りもの(これが黄色・ピンク・さみどり・水色と春らしい明るい色をうんと使うので、心が浮き立ちます)、やお菓子、チョコレートに気もそぞろでした。
フランスでは、やはり火曜日にマルディ・グラのお祭りがあります。ニューオーリンズのはこれの流れですよね。
イギリスのパンケーキはやっぱりレントの前のおいしいもの食べおさめ?と思ったのですが、
こちらの人と結婚している友人によると、棚にある小麦粉・卵・砂糖を使っちゃって断食前のお片づけをする習慣だからだそう。質実だ(笑)







郷に入れば郷に従え、で我家でもパンケーキを焼いてみました。
テスコのミックスを使用。
まず水と卵を混ぜて、そこに粉ミックスを少しずつ入れて混ぜていきます。
よく熱したフライパンに油を引き、煙が出たら余分な油はカップにとって、タネを入れるとありますが、テフロンなので省略。

卵の少ないクレープといった風情で、パリパリと焼きあがっていきます。
レモンとお砂糖をまぶしたり、クリームとジャムで頂くのが常道らしいですが、
食事がそれだと日本人としてはちょっとあれなので、
ハムを入れたり、タレッジオチーズを巻いたりして、目玉焼きも添えました。
パンケーキデー_c0031510_16334531.jpg

…見た目はあれですが、味はおいしかったですよ。
トマトの下から時計回りで、チーズ入り、ハム入り、プレーン(バターのみ)。
もっちりしたクレープ(ちょっと厚手すぎたかな)といった食感。
私は一枚レモンとお砂糖をまぶしてみたら、塩味が濃い種なので甘さが際立ってこれもなかなかおいしかったです。

このもっちりした粉ものというのは、先日セールだったのを買ってきたクランペットも同じです。
トーストすると表面はかりっとして、中はもっちり。これはなかなか乙なものでした。
ワッフルより密度高くて、フランスの丸パンより湿りけが少ない感じと申しましょうか。
パンケーキデー_c0031510_16374376.jpg


アイリッシュのポテト・ファールというのも(スーパーの棚にあるパンを片っ端から買って試しているのですが、これは結構高いので、やはり先日値下げしていたのに飛びついた(笑))、焼かれた表面はパン・ド・カンパーニュの皮を薄くした風でパリッとしていますが、中はじゃがいももち風にもちもち~としています。面白い味でした。これは写真撮るの忘れちゃった。
by Madorena | 2006-03-03 16:42 | 魔法のKitchen
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