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A Nice Cup of Tea

駐在も残り1年ちょい(の予定)となると、心残りが無いようせかれて参ります。
というわけで、近所のTea Guild認定というTeaRoomに、りささんをお誘いして行ってきました。
最近雨ばかりのイングランドには珍しくFine dayだったので10分ほどの距離を歩いていきました。
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こんな看板も…
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(実は今日、行こうとしていたら、最近の雨で実が皆落ちちゃったといわれ中止に。
露地だから仕方ないんですが残念)

TeaRoomはヴィクトリアン・エイジ風の可愛らしい飾りつけですが、茶器はシンプル。
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りささんは薔薇の花弁入りのチャイニーズ・ティーにスコーン、クリーム、ジャムのクリーム・ティ。
私はTeaRoomのブレンド(ダージリンが主という感じでした)のクリーム・ティに、特注という薔薇のアイスクリーム。
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確かにほんものの薔薇の香りがふわっと広がって、すてきなお味でした。
(先月2つローズガーデン巡りをしたので、しばらく薔薇にはうるさいです(笑))

スコーンは普通でしたが、お茶はなかなかおいしかったです。
サーヴしてくれたのが、ギリシャ人のおじさんだったのにはちょっと驚きましたが。
でも、紅茶が好きで本物のお茶を出したいと思ったら、UKに来るのは自然でしょうね。
紅茶はやっぱりここの水で出すのが一番おいしいように出来ていますから。
アガサ・クリスティのセント・メアリー・ミード村の気分を味わいたい方にはお勧めできる感じです。(11月以降の吹き降りの日には、ルース・レンデルないしミネット・ウォルターズ気分に差し替えられます)




その2週間前位には、近くの街で一番のHotelのアフタヌーン・ティをしにいきました。
さすがにどっしりと銀のセットで出てきます。
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ミルクティが好きなのでアッサムを頼みましたが、お茶の味は何か違うという気がしたのは、
銀の味に慣れない身の上故か(笑)
まあ、どうしても日本で淹れていた味がまだ基準に残ってしまっているんだと思います。
実家では皆Strong Teaが好きで、F&MのAssam Tippy Golden Flowery Orange Pekoe、Irish Breakfastなどを愛用していたのでロンドンに出ると買ってくるんですが、同じ淹れ方をしてもはっきりと味が違ってびっくりします。
フレーバーティ、薔薇入り中国茶のRose Pouchongなどはそんなに違わない気がするんですが…

このティー用の、三段の軽食トレイはかっこいいなあと思うんですが、日本ではしまい場所に困るので、購入予定はなし。
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サンドイッチはこの国でしたお茶で一番おいしかったと思います。
お菓子は、まあ見た目>>>>>味だったかな…
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日が長いうちにまた行きたいなあと思うのは、ConwyのPen Y Bryn Tearoomsです。
16世紀からあるそうで、日本から友達親類が来ると、この街の波止場をぶらついて、ここでお茶をのんで、近くのデリでおいしいパイを買って帰るのが好き。このデリの名前が、いつも思い出せないのが、ちょっとファンタジーみたいです(?)

Tea, though ridiculed by those who are naturally coarse in their nervous sensibilities will always be the favorite beverage of the intellectual.
Thomas de Quincey
by Madorena | 2007-07-27 21:41 | Let's go お出かけ
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