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おべんとう太平記 その1

唐突に「鴨が食べたい」と思い立ちました。
幸い、テスコでも鴨は普通に売っています。
現在の料理の最大テーマはお弁当のおかずなので、おかずになりそうなレシピを探します。

…鴨の料理って材料多種多様で手が込んだのがいっぱいなのですな。(しかも冷めたらおいしくなさそうな)
でもこの昆布醤油漬けならなら目的に合うし出来そうだと思い、duckの胸肉を買ってきました。






さてもう一度レシピを見ると…あっ!合鴨ってある!…合鴨って鴨と同じ扱いなんだっけ?
スペースアルクで引いてみると「カモ(肉)、アヒル」
あ、アヒルって鴨と同じなの?足せば合鴨ってことは交配可能とはいえ、ロバと馬だって交配可能(ラバ)でも同じ生物じゃないぞ。
…そういえばドナルドダックはアヒルだけど、鴨ってこういう鳥ですよね?

謎は謎を呼びますが、まぁ鴨も羽があり、アヒルも水で泳ぐわけで、概ね同じと一人で決定。
(それだと白鳥もオシドリも同じになるのでは…)
一切れは適当に筋を切り、お肉のラベルに書いてあるとおり、200℃のオーブンで30分程度焼いて、醤油と酒の漬け汁に漬けました。
昆布はともかく、海外暮らしで醤油と酒を贅沢に使うのは
ワインやストックやバターの10倍は贅沢なのは作り出してから気づきました。
この漬け汁は最大限利用せねば!ということでゆで卵も漬けました。
鴨を出したら葱でも煮てうどんにかけよう。

今夜のお夜食は、もう一切れの鴨に全く適当に
塩コショウ、タイム、オレガノ、ローズマリー、ナツメグ、キッチンで育てているバジルをまぶし、ワインをかけてあるのをフォイルで蒸し焼きにして、
鴨の脂が残ったフォイルで包んだポテトも一緒に焼いて、
レタスとクレソンのサラダとベーグルのブルーチーズトーストで決まり。
カフェめし風にレイアウトしてみました↓グラスのはSainsbary'sのスプリッツァーです。
おべんとう太平記 その1_c0031510_16365819.jpg

鴨の脂(すごく出るのでびっくり。最初の一切れをオーブンから出そうとしたら
底面に脂がばっしゃーと落ちました。掃除のことは今夜は忘れておきます)
につややかに塗れて焼けた赤い皮のポテトがほっくほくでおいしかったです。
鴨もしっとり焼けました。

尽忠報国の士、天晴なり!(芹沢鴨)←ベタですみません
by Madorena | 2005-09-08 05:49 | 魔法のKitchen
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